44.1kHzで送り出すより96kHzや192kHzでDACに供給したほうがカッコいい

「44.1kHzで送り出すより96kHzや192kHzでDACに供給したほうがカッコいい」と書いてある記事を見つけた。なんと潔い物言いか。そうなんだよ。カッコいいかどうか程度の問題なんだよ。良い演奏は44kHzだろうが、22kHzだろうが良いのだ。クロックレートはあまり関係ない。こう言える人の方がオーディオの本質を分かっていることが多い。記事をじっくりと読んだ。基板まで自作(と言ってもエッチングするのでなく、ネットで発注。最近はこれが安くできるようになった。)している。安いケース(400円)を調達したが、ツマミやらスイッチやらで結局ケース回りだけで3255円かかったというのは、とても良くわかる落とし穴だ。自作の楽しみはプライスレスだが、安く調達したいならメーカー品の完成品を買った方が良い。

ちなみに、この記事が書かれたのは2005/12/29だ。ラズパイのラの字も、ハイレゾのハの字も存在してない頃だ。まさに先駆者だ。偉大だなあ。

やっぱりハイレゾはバカげているんだって

FLACの開発元の人がハイレゾはバカげている(聞こえない)と言っている。これは本当かもしれない。ハイレゾ音源を聴いたり、ハイレゾ対応アンプで聴いたりすると、音は変わって聞こえるかもしれないが音がよくなる(原音に近づく)訳ではないかもしれない。似非オーディオマニア(オーディオマニアの9割はそうだが)は音が変わると喜ぶ性質があるのだ。

今、Debianに入っていたAudaciousというオーディオプレイヤーでハイレゾではないMP3音源を聴いている。それなりに楽しめる音だ。エフェクトというメニューを見つけたので、その中の「エクストラステレオ」にチェックを入れてみた。音がドラスティックに変わった。音場が広がった。これを音が良くなったと感じる人がいても不思議じゃない。ハイレゾ信仰ってこういうものかもしれない。

私は年齢の割に高音域まで聞こえる耳を持っているそうだ。測定したときの測定器のレンジは20kHzまでだった。もし測定できる機械があるなら、25kHzとか30kHzも測定してみたい。たぶん何も聞こえないと思うが。

やっぱり聞こえない音をありがたがるのはおかしいよね。

PLANEX USB-DAC PL-US35APは長寿商品

極悪マザーボードTDVIAはPCIバスにSCSIカードとNICカードしか刺せない。Sound Blasterなどを刺すと動かなくなる。仕方ないので音を出すために2個しかないUSB1.1ポートにPLANEXのPL-US35APを刺して音を出している。アマゾンでPL-US35APのところに行くとまだ普通に売っていた。そして「お客様は、2013/2/28にこの商品を注文しました。」と表示されている。5年も前から売っていてまだ現役とはなかなかの長寿商品だ。当時はまだハイレゾが流行ってなかったので、このUSB DACはハイレゾではない。しかし、C-MediaのCMxxxxというチップで、Windows10でもMacOSXでもLinuxでもPS4でもドライバのインストール無しに認識するという優れものだ。だから今でも需要があるのだと思う。最近は1000円出せば、ハイレゾのUSB DACが買えるので、このPL-US35APはこれでないと動かないTDVIAやPS4用に温存して、MacOSX用にはハイレゾの安いDACでも買ってみようと思う。

VICTOR JT-V31感度低下

現役で働いてもらっているチューナーのうち1台。VICTORのJT-V31の受信感度が低下してきた感じ。SIGNALメーターが4を超えるのがFM東京だけになった。もしかしたら、アンテナがヘタった可能性もある。アンテナケーブルも10年以上変えてないし。季節もよくなったので、メンテしてみるか。

CHORDというオーディオ機器メーカー

CHORDは英国の異色オーディオ機器メーカーだ。ノイズ的に不利と言われているスイッチング電源を敢えて使い、それをギリギリまでシェイプアップしてシリーズ電源より品質を上げている。できあいのDACチップは使わず、XilinxのFPGA Artix 7を使った超多タップのFIRフィルタと独自1bit DACでDA変換している。アナログレコードを使って、広帯域アナログアンプを通して、スピーカーを鳴らすのがアナログハイレゾ(正確にはハイレゾと呼ぶべきではないが)の頂点なら、CHORDの製品はデジタルハイレゾの頂点とも言える。値段も超弩級。それでもテクニクスのターンテーブルSL-1000Rよりは1桁安い。CHORDの製品をそのうち買ってみたい。スピーカーで鳴らすと近所迷惑だから、ヘッドホンで聴くことになるけど。

ハイレゾストリーミングサービスはIIJのPrimeSeatだけ

Spotifyの有料会員が7000万人を超えたそうだ。無料会員も7000万人。二人に一人は有料会員だ。有料会員は月額980円。微妙なところだ。私はまだ加入する決断ができない。ハイレゾ音源だったら、月額3000円でも加入するんだけどな。調べた範囲では、現在ハイレゾ音源のストリーミングサービスを提供しているのはIIJのPrimeSeatだけだ。クラシック中心の配信だ。もっとハイレゾ音源のストリーミングサービスが増えると良いのだけれど。大手のApple MusicとかAmazon Music Unlimitedはハイレゾについてはどう考えているのかな。一部でも良いからハイレゾ化すれば良いのに。

舘山寺温泉オルゴールミュージーアム

舘山寺温泉では観光もした.パルパル遊園地の隣からロープウェイに乗った.浜名湖を渡るロープウェイからの眺めはとても良かった.

ロープウェイを降りたところにオルゴールミュージーアムがある.入館する前は,手のひらに乗るようなきれいなオルゴールがたくさん並べてあるのかなくらいに思っていたが,全然違った.どれも大きい.ドレッサーくらいの大きさが標準で,タンスくらいのもの,2トントラックくらいのものまであった.2トントラックサイズのものはパイプオルガンが内蔵されていて,びっくりする大音量で音楽を奏でる.これは移動式でイベント会場などで鳴らす目的で作られた.電気があるときは電動ポンプで空気を送り,電気のない場所では男性4人でハンドルを回して空気を送るのだそうだ.

感動したのは1910年台の自動演奏ピアノ.紙テープに鍵盤の動きが記録されていて,それに従ってハンマーがピアノの弦を叩く.音はピアノそのものから出るので正真正銘の原音再生だ.この紙テープは究極のハイレゾ音源と言えよう.紙テープは録音専用のピアノで作成する.演奏者が鍵盤を叩くシーケンスがそのまま紙テープに記録される.今回聴いたのはラフマニノフの演奏だった.亡くなったピアニストの演奏が生で聴けるなんて素晴らしい技術だ.それに100年以上前の機械を動く状態で保存しているなんて大したものだと思う.きっと優秀なエンジニアがメンテしているのだろう.