MVNO終わりの始まり

半年前にMVNOはみんな破綻するのではないかと書いたが,どうやらその予感が的中しそうだ.FREETELの元運営会社が経営破綻した.通信事業部分は楽天に譲渡した後のことなのでMVNOが破綻したとはダイレクトには言えないが,もともとMVNO事業も含めて経営は苦しかった.

MVNOは集客しなければ収益は増えない.しかし客が増えると通信帯域を広げないといけない.それにはお金がかかる.お金が足りないからと通信帯域を広げる努力を怠ると,とたんに客は離れていく.これでは永遠に儲からない.なんとか定常的に利益を上げるためには,すごくたくさんのユーザーを集めるとなんとかなるかもしれない.薄利多売というやつだ.それなのにMVNO業者はいくつも存在してパイを奪い合っている.これでは儲からないよ.

ドコモやAUなどのMNO事業者は少しずつ値下げしている.そのためMVNOを選ぶ理由がどんどん減っている.MNOはいずれ5Gの恩恵を受けるようになると思うが,そんな時代になってもMVNOは数百kbpsの通信でサービスせざるを得ない.これではかわいそうだが未来はない.

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