第512重戦車駆逐大隊の悲劇

ウィキペディアでヤークトティーガーの項に第512重戦車駆逐大隊の戦闘記録があった.これは悲惨だ.ヤークトティーガーの前面装甲を貫通できる戦車は連合軍にはなかった.ヤークトティーガーの128mm砲弾で貫通できない装甲を持つ戦車も連合軍にはなかった.つまり正面戦闘では無敵モードだったわけだ.1両に40発の128mm砲弾を搭載していたから,その半分を命中させたとしてもヤークトティーガー10両で200両の連合国戦車を破壊できたはずだ.ところが結果は敵戦車1両だけ破壊.味方のヤークトティーガーは10両とも失った.この戦闘に関してオットー・カリウス少尉は「一番良い兵器でも、訓練された兵が扱わねば何の役にも立たない」と記録に残している.

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